加齢黄斑変性

加齢黄斑変性

加齢黄斑変性とは

加齢黄斑変性とは

加齢が原因で、黄斑部(網膜の中心で、視力に影響する部分)が障害される病気です。
欧米では失明原因の第1位ですが、近年日本でも増加しています。





原因と症状

加齢黄斑変性症状

網膜の下の脈絡膜に異常な血管(脈絡膜新生血管)ができることが原因です。新生血管が網膜まで伸び、そこで、血液成分がにじみ出たり、出血をおこしたりして、見え方が悪くなってきます。
網膜の中心である黄斑部が障害されるので、見ようとする部分がぼやけたり、ゆがんで見えたり、黒く欠けて見えたりします。

治療

治療には、近年2つの画期的な方法が登場しています。
一つは、光線力学療法。もう一つは、抗血管新生療法です。また、iPS細胞を使った治療の臨床実験が承認され、その効果が期待されます。